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2014年2月25日 (火)

Bibliothque nationale de France

一年ぶりにパリとロンドンで敦煌文書の調査をしています。パリの国家図書館(Rechelieu)は長らくの改修中で、外観は一年前と変わらず工事感むき出しでしたが、僕が行く写本閲覧室は様変わりしました。

去年9月に行ったときには、閲覧室は地下にあったのですが、今は2階に移りました。すでに東洋写本室というのはなくなっていて、西洋写本室と合同です。システムも大分と変わりました。ちなみに一日の文書閲覧制限は、以前3点だったのですが今は5点になりました。ちょっと改善されましたね。

中央アジア出土文書はデジタル化がかなりのスピードで進んでいます。大体のことはネット公開されているカラーデジタル写真で事足りるのですが、本物の写本をみると、まだまだ新たな発見があります。発見と言っても小さいことの方が多いのですが、積り重なると大きな意味を持つことがあり、気を抜けません。そういうわけで、何度もヨーロッパまで足を運んで文書をみるのです。

現物をみるのは楽しいですね。1000年以上前の敦煌で、誰が何のために、どんな顔をしてこれを書いたのか。デジタル写真からはなかなかイメージできないのですが、現物を前にすると想像がどんどん膨らみます。パリの図書館で、文書を前にしながら敦煌に思いを馳せ、あれこれ妄想する、まさに至福の時ですな。

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